どうも、ここみんです。(@cocominblog)
ひとり暮らしをしていたときの、おはなしをします。
実家を出てひとり暮らしを始めたころ、わたしは”職なし・貯金なし・頼る人なし”でした。
なので憧れのひとり暮らしをスタートしたものの、なるべく少ないモノだけを買って生活を始めました。
今から新生活に向けて、新しい家具家電を揃えなきゃと思っている方や、ミニマリストやシンプリストになりたくてモノを減らしたい方は、読んでもらえたら嬉しいです。
目次
なくても困らなかった家具・家電
まずは買わなくて大丈夫だったモノをご紹介します。
ちなみに「自炊はアリ」の形でお話していますので、「自炊はナシ」の方でしたらもっと減らして生活できるでしょう。
炊飯器
お米は土鍋で炊いていました。
こだわりの土鍋ではなく、300円で買った小さな土鍋でした。
炊飯器を使わないことで良かったところは…
- 場所を取らない
- 電気代が掛からない
- 土鍋ごはんが美味しく食べられる
電子レンジ
次いで電子レンジ(オーブンも)不要でした。
基本的に作ったものをすぐ食べるスタイルでしたので、ひとり暮らしにはなくても大丈夫でした。
- 冷凍ごはんの解凍……自然解凍してからチャーハンやオムライスに使用
- ホットミルクや白湯……鍋で温める
- 冷凍肉・魚……そのまま使うか、自然解凍
- 冷えた惣菜……店で温めるか、フライパンや鍋で温める、常温で食べる
今の夫婦二人暮らしにないとなると、すこし不便そうです。
あったら便利なこと間違いなしの家電です。
ただ、電子レンジなしの生活も案外楽しかったな~。
電子レンジなし生活のお陰で、あたたかいごはんが食べられるありがたみを学んだよ。
ないと不便なときも正直ありましたが、ちょっとひと手間かける暮らしっていうのも乙なものでしたよ。
ケトル
お湯を沸かすのは鍋で十分、ということでケトルは買いませんでした。
お金に余裕があれば買ってもいいと思います。
初期投資としては不要かな、と。
ひとり分のお湯は思いのほか早く鍋でも湧きますから、一度やかんや鍋を使ってみてほしいです。
ソファ・椅子
ソファやダイニングテーブルの椅子も、まずは買わずに生活しました。
おしゃれな家具ってお値段張りますよね。
だからそもそも買わないという手段を取りました。
ちゃぶ台ひとつを買って暮らしていたので、小さなひとり暮らしの部屋のスペースを広く保つことができ、見た目も広々でした。
あって当たり前という、これまでの常識を一旦手放すと部屋づくりがさらに楽しめます。
ベッド
ベッドは欲しかったのですが、お金をスペースを優先して布団にしました。
部屋が広くなるところが、とても快適でした。
スペースに余裕がない場合や、広々使いたいときはベッドから布団(または寝袋)に変えてみると一気に広い部屋をゲットできます。
テレビ
テレビも高いので…(以下省略。)
今はテレビがなくても、スマホやPCから情報が手に入ります。
映像の娯楽がなくなると本や趣味に時間を充てることができるので、時間の自由が生まれるのです。
YouTubeの見すぎもテレビを見るのと同じ。使いすぎると時間がなくなるよ。
デジタルなものから少し距離を置いて、自分だけの時間を味わいましょう。
何もないところからのほうが、新しいアイディアや発見があります。
掃除機
ひとり暮らしの小さな家には、掃除機はなくても問題ありません。
というのも、クイックルワイパーや雑巾、ほうきなど他の掃除用具でこと足りるからです。
モノが少ないと掃除は格段にやりやすいので、ササッとクイックルワイパーで乾拭きと水拭きをすれば掃除完了。
最初から良い機能の掃除機を、無理して買う必要はないですよ。
最初に買っておいた家具・家電
いらないモノばかり紹介したので、次はあると便利なモノを紹介します。
どれを揃えておけば困らないか、参考にして貰えればと思います。
冷蔵庫
自炊する人には必須アイテムです。
小さくていいので、冷凍庫機能がついた冷蔵庫を買いましょう。
さすがにナシというわけにはいかなかったので、リサイクルショップを巡り見た目や値段と相談しつつ購入しました。
洗濯機
冷蔵庫に次いで、どうしても欲しかった家電です。
こちらもリサイクルショップ巡りをして探しました。
男性の方は場合によっては洗濯機ナシでも生活できるかも、と感じました。
というのもコインランドリーに持って行きづらいものが女性には多いから。
もし防犯上の心配がなければ、最近はコインランドリーがたくさん増えているので外でまとめて洗濯もいいな~なんて、思っていました。
靴下や下着、ハンカチなどの小物はお風呂のときにササッと手洗いでもいけます。
布団
ベッドの代わりに布団を買いました。
布団の良いところは、なんといっても「畳んで小さくできるところ」
ベッドは固定された家具ですが、布団の自由度はお気に入りでした。
晴れた日に干した布団で眠るのも気持ちが良くて、好きな時間です。
ちゃぶ台
部屋におくテーブルはちゃぶ台にしました。
椅子がいらないし、不要なときは壁に立てかけておけるからです。
移動も楽な小さいサイズを買ったので、模様替えもしやすく便利でした。
引っ越して数日はダンボールで過ごしました。昔のどうぶつの森みたいでテンションが上がりました。
ドライヤー
これも男性で髪の短い方であれば、ドライタオルを買ってやり過ごせるかと思います。
とはいえ大半の方は必須アイテムです。
ないと悲惨なことになるので、忘れずに最初に買いましょう。
雪平鍋(ゆきひらなべ)
キッチン用品も、はじめから全て買い揃える必要はありません。
大きなものは鍋とフライパン、そして土鍋の3つで十分。
小物は様子をみて、まずは100均で揃えれば良いです。
雪平鍋は料理をするにも、飲み物を温めるにも、湯せんをするのにも便利なアイテムでした。
何種類も鍋はいりませんので、まずは雪平鍋を使ってみてほしいです。
高いものである必要もないです。料理に慣れてきて楽しくなったら良いものを選べばいいのです。
100均でも売っています。
深型フライパン
フライパンは深型タイプをひとつ買っておけば十分です。
カレーや煮物も基本的にフライパンで作れます。
浅型タイプはできることが少ないのでモノを少なくしたいひとや、料理を始めたばかりの方は深型タイプ一択でOKです。
まずはテフロンのフライパンを選んでみましょう。
土鍋
最後に土鍋。
お米を炊くために買いました。100均で300円の鍋をセレクト。
安い土鍋でしたが、3年は持ちました。
お米だけでなく普通に鍋料理もできます。
水炊きやキムチ鍋をひとりでしたのも楽しかったです。
番外編~備え付けの家電と、後から買い足したモノ~
最初に部屋にあったモノと、買い足したら便利だったのモノです。
備え付けのエアコン
エアコンは古いタイプでしたが備え付けであったので、助かりました。
だいたい賃貸には設備としてあるところが多いとは思いますが、ないと高いので確認しておきましょう。
実際に見学にいったときに、空調の効きが悪くないかのチェックも大事です。
トースター(魚焼きグリルでも良し)
電子レンジを持たずに暮らしていたら、知り合いが誕生日にプレゼントしてくれました。
たしかに温め機能はなくてもさほど困りませんでしたが、カリッと焼いた厚揚げやトースト、グラタンが食べたかったので嬉しかったです。
実はフライパンでもある程度作れますが、トースターはより簡単にできて便利でした。
小さいコンパクトサイズを貰ったので、小さい冷蔵庫の上に乗りました。
電子レンジの1/2サイズでした。
もし、キッチンの設備に魚焼きグリルが付いていたらトースターはなくても大丈夫です。
トースターやオーブンの代わりに使えるので、宝の持ち腐れにならぬよう活用してみてください。
魚焼きグリルでリベイクしたパン美味しいんだよ!
電気マット
冬に寒すぎて、ひとり用電気マットを買いました。
正方形の小さくて可愛いサイズです。
電気マットの上に座ってブランケットをかけて過ごしていれば、都内で暮らすには不足なく過ごせました。
極寒の地では、それではだめなのでお気をつけを。
まとめ
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
ちょっとシビアな物言いがあったかと思いますが、あらゆる家具・家電は案外なくても問題ありません。
家族と暮らしているとなかなか自分の自由にできないことも、ひとり暮らしだからこそ自由に挑戦できる楽しみがあります。
ぜひせっかくの楽しい暮らしですから「コレって本当に必要?」「アナログな生活って案外ほっこりするんだな」なんて、味わってみる贅沢も良いのではと思うのです。
どれから減らしてみようか、どれから買ってみようかと家づくりの参考となれば嬉しい限りであります。