年の瀬になるとだいたい毎年、同じようなことを考えているような気がします。
大掃除をしなければと散らかった我が家を眺めては途方に暮れたり、アレコレ済んでいないことや出来なかったことを指折り数えて自分の不甲斐なさを嘆いたり……後ろ向きでいけませんね。
ただひとつ、成長しているというのか退行しているというのかは分かりませんがわたしは年々心が図太く肥えてきました(笑)
歳を重ねた勲章なのだろうかと思うのですが「ま、いっか!」の精神がどんどん逞しくなっている傾向にあります。
繰り返し散らかる我が家を見つめて
わたし自身の子どもの頃はどうだったかと思い起こすと、然程片付けが苦手だった記憶がありません。
小さい頃は得意だったのに、どうして大人になって苦手になったの???
そうなのです。なんだか、大人になってから一気に片付けが苦手になった気がします。
正確には学生を終了して働きだした18の頃、自分の部屋にこだわる時間がグッと減ってしまいました。
18から25の7年間が片付け苦手期間です。
この7年間の間にわたしが家に対してのこだわりや現状がどう変わったのか、よくよく考えてみました。
- 掃除する部屋の面積が増えた
- 家の管理出来る範囲も増えた
- 衝動買いが出来る財力が増えた
大きくテーマを分けると、上記3つの変化がありました。
掃除する部屋の面積
まず、掃除する場所です。
実家暮らしの時は自分の部屋の掃除がメインで、他の場所(台所やトイレなど)は母の手伝いで掃除をしたり利用していました。
それがひとり暮らしをするようになり、ワンルームの小さな一室ではあるものの部屋以外の場所も掃除するように変化しました。
さらには、夫と同棲&結婚したことにより一軒家の掃除をすることになったのです。
一軒家丸々の掃除を学校で教わったわけでも、覚悟したわけでもないままに曖昧に7年経ってしまいました。
単純に掃除をする面積が増えているのですから、掃除大変!となるのは可笑しくないですよね。
家の管理出来る範囲
次に、掃除だけでなく自分の想いのままに家具を揃えたり模様替えが出来る範囲が増えました。
管理者権限というものですね。
実家暮らしの時は両親に権限があり、ひとり暮らしの時は全部自分で決められる。今は夫と半々で管理者権限を分け合っています。
ひとり暮らしの頃と比べると力は半分ですが、家の面積が増えたので管理できる範囲が増えたとしています。
衝動買い出来る財力
最後はお金です。
仕事を始めたこと、大人になったことにより経済力が付きました。
子どもと比べたら当たり前のことですね。
お金を貯めれば、自由に好きなものが置けるようになった!
お金を手にしたことにより、子どもの頃のなけなしのお小遣いから計画して買い物をするという段階からレベルアップしました。
ちょっと勢いで衝動買いしても、また働けばお金は手に入る!
なので、本当は必要ないのに買ってしまった捨てにくいものが増えました。
本末転倒ですね(´・ω・`)
家がキレイな状態をキープしたい
ごちゃごちゃと書き綴りましたが、わたしの言いたいことはコレ。
家がキレイであって欲しい。そしてキレイな状態が続いて欲しい。
どうやったらキレイな家がキープされるのか考えてみると、物が少なければいいのだとわたしの中で結論が出ました。
掃除・管理・購入する物自体が少なければ楽ちんだと思ってね。
年末だから家の大掃除をしようと計画して、どうしてもどうしても片付けたくない自分に気が付き(大事なことなので2度繰り返しました。)そもそも片付けの不要な状態を作ればいいのだ!と発見したのでした。
夫婦ふたり暮らしで家をキレイに保つには
以前、家の整理整頓についての更新をしたことがありました。
当たり前のことなのですが、自分だけの家ではないので夫が暮らしています。
夫と上手に付き合って家の状態をキレイにキープするのがこれから先のわたしの課題だと判明したのです。
ひとりなら思い立ったときに気ままに片付けて断捨離ができますが、家にあるものの大半がわたしだけの物ではないです。
夫婦共有のものや、夫のものが多い。
それでもやっぱり自分の理想通りの暮らしに近づけて生きていきたいし、夫と比較するとわたしの方が長い時間家にいるので思い描いた形に近づけたいな、と。
せっかくなのでこれからの家の管理の目安を決めました。
- 自分の持ち物から優先的になるべく減らしていく
- キッチンは削れるだけ物を削る
- いちいち根気強く夫に不要なものを相談する
とてもふわっとした片付けの目安なので、アリさんペースでのんびりな整理整頓の旅となるでしょうけれど何事もコツコツ進めるほかないことを最近学んだので、一歩一歩進めていきます。