年の差結婚

夫婦二人だけのお節料理と年末詣

今年はずっと元気に風邪もひかず過ごしていたのに、最後の最後クリスマスに調子を崩しました。

そして楽しみにしていたクリスマスは27日に持ち越し。もはやクリスマスでも何でもない日に鳥の丸焼きを食べました。

世間から一歩遅れて、年末年始の空気を感じ取り年越しとお正月のための買い出しを急ぎ済ませて来ました。

ササっと夜中のスーパーを駆け抜けて30分5,000円で済ませ、用意も2日で済ませる予定です。

夫婦ふたり暮らしの年末年始

今年はコロナウイルスの影響でわたしの実家に帰省もしないし、夫の実家にも長居はしない(予定)です。

夫の実家はお隣さんなので挨拶には行くだろうし、そこでアッサリ切り上げられたらいいのだけれど…と目論んでいるのです。

親戚回りもしないし、お年玉の用意もない今年は例年に増して夫婦ふたりきりの時間が多いので、正直なところお節は作らなくてもいいかなと思っていました。

ところが年の瀬になるにつれて、わたしの実家からお蕎麦やお餅・乾燥豆が送られて来たり、年末の特番をテレビで見かけたりしていると不思議と人は釣られるものです。

勝手にわたしの頭の中はお正月ムードになっていたらしく、卵と牛乳だけ買いにいったつもりのスーパーでお節の買い出しまで気づいたら終わっていました。

食べられる分だけ小さくお節を作ろう

いざお節を作ろうといっても、わたしは元々お重に入ったお節を食べた経験があまりありません。

それこそ嫁入りして初めてのお正月に、夫の実家でお重を見たのが初めてでした。

わたしの母と祖母は、お重に作らず大皿にたくさん用意するスタイルでした。祖父母が田舎の集落で農家をしていたので、親戚だけに限らずご近所さんや知人がひっきりなしに新年の挨拶にきてお節を食べていたからです。

祖父母のお正月習慣の流れで、わたしの実家でもお重という概念はありません。

わたしの実家が山形、夫は東京出身(お義母さんは京都のルーツがあるらしい)でお節料理の違いにも当初驚きがありましたが、結局我流に偏るのだと何年か一緒に年越しをして分かりました。

夫のこだわりには寄り添うもののベースはわたしの馴染みの味と料理のレパートリーです。作るのがわたしなので夫も文句は言わないし、言わせません(*‘ω‘ *)

加えて東京では手に入りにくい材料もあるので(干した山菜や乾燥棒鱈など)そこも母から娘のわたしで変化して我流です。

ふたりで食べきれるくらいの料理しか作るつもりもないので、料理をするのが楽しい程度で済ませます。

ここみんお節2021
  • 伊達巻(市販品のちょっとお高いもの)
  • 紅白かまぼこ(市販品小さめ)
  • 牛肉とタケノコの煮物
  • お雑煮
  • だだちゃもち
  • 納豆もち
  • ローストビーフ(冷凍の頂き物)
  • スイートポテト(栗きんとんの代用)
  • 青豆と塩昆布のお浸し

もはやお節でもなんでもない物までラインナップに入れて、好きなものと食べきれるものを夫婦でのんびり消化していく形にしました。

ここからお裾分けでメニューが増えるかもしれませんが、わたしが用意するのは9品。十分だと思います。

三箇日の初詣は行かずに縁起の良い年末詣を

コロナウイルスのありなし関係なく、去年から我が家は年末詣を始めました。

年末詣というのは、一年の終わりに感謝と無事を報告するお参りのことです。初詣とすることは然程変わりありません。

前年に買ったお札やお守りなどお焚き上げして貰いたいものを持参していき、あとは初詣や通常と変わらずご挨拶をしてくるだけです。

そして「今年一年無事に過ごせました。ありがとうございました。」と報告をして年明けの落ち着いた頃に新年の挨拶に行きます。

7日あたりのお正月ムードも終わりの静かなときに行くことが多いです。

三箇日の賑やかな時にお参りして、おみくじや甘酒を楽しむのも良いかと思いますが静かにサクッと済ませるほうがストレスもないし、縁起も良いと知ってからはやり方を変えました。

賑やかさや華やかさはないですが、凛とした気持ちで向き合うことができて結構好きな時間です。

今年はコロナウイルスの影響もあるので、皆さんもぜひ少しズラして行ってみてはいかがでしょう。

さて、2020年もあと少しですがもうやり残しであたふたするのは終わりにしようと思います。

どう足掻いたってまた来年似たようなことで悩むでしょうから(*^^*)

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