こんにちは、結婚3年目(同棲から6年目)のここみんです。
結婚のことをしゃべっているわたしはこんな人間ですという話も書いていまし。良ければわたしの自己紹介記事もご覧ください。
今回のタイトルは、ゼクシィの有名なキャッチフレーズから拝借いたしました。
2017年に、女優の佐久間由衣さんが10代目ゼクシィCMガールをされていたときの台詞です。
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」
結婚しなくてもいいのに、それでも一緒になりたいってたまらんのじゃ!
当時すでに夫とお付き合いしていたものの、結婚まで決心ができずにいたわたしの背中を押してくれた、とても思い出深い言葉でした。
結婚はしてもしなくてもどっちでも良い
タイトルでデカデカと結婚を推しているのに、どっちでも良いとはなんぞや……とお思いですか?
安心してください、ふざけてないですよ。大真面目です。
そもそも結婚という制度は、一昔前は男女共にメリットのある制度だったのです。
だからお見合いをしたり紹介で知り合ったり、そんな苦労をしてまで結婚に踏み切ることが多かったのです。
それに、結婚して子どもが生まれたら国にとっても大きな財産。
子は宝というのは、新しい命の誕生を単に喜んでいるだけでなく未来の納税者誕生というありがたいことなのです。(ちょっと冷たい言い方かもしれませんが、国の制度から見たときの話なので許してくださいませ。)
そして今の世の中はどうかというと、少子高齢化ですね。
結婚して子供を産んで育てるよりも、自分の生活でいっぱいいっぱいだよ!っていう人多いと思います。
でも、ちょっと違う視点から見ればいっぱいいっぱいな生活だとしても、女性ひとりでも稼いで暮らしを賄っていくシステム(制度)ができつつあるという事実も見えてきます!
昔はそうはいかない現実があったのだと思います。
今はOLさんになっても起業家になっても、もし病気になって収入がなくなってもどうにかなることが増えてきたのです。
お金持ちか貧乏か、とかの議論は置いておいて結婚して養って貰わずともお金が回ってくる仕組みというのが成立しているわけです。
それに、結婚してもしなくても幸せな人は幸せで
不幸な人は不幸なのです。
結婚は自分の社会的な状況説明であって、幸せとイコールではないです。
わたしは夫と結婚できて幸せだと思っていますが、夫がいないと不幸ですか?と問われれば、答えは「NO」
結婚や恋愛の相手で幸福を左右されるのは、大人になった今少し卒業したいと思うのです。
なので、冒頭に書いたように結婚はしてもしなくても良い。と思っています。
それでも結婚して良かったと思うのは
わたしは23歳のときに結婚しました。
周囲に結婚していた同世代の友人はおらず、お手本となる存在はいませんでした。
この結婚が大成功か大失敗は、死ぬまでまだまだ分かりません。
ちなみに夫とは早い段階から同棲をしていたので、結婚したからといって生活が大きく変わるということもなく、同棲のままダラダラ一緒にいることも可能でした。
それでも結婚したのは、わたしなりに夫と真摯に向き合う覚悟を決めたからでした。
そして、その選択に後悔はしていません。
結婚してみて一番に驚いたことは、わたし自身の心の安定感でした。
生活環境が変わらないので、なんにも感じないと思っていましたが入籍の準備をするまでの心の変化も大きかったですし
なにより結婚してみて数年たった今、夫婦になれて良かったと感じています。
『彼女』として暮らすのと、『妻』として暮らすのでは雲泥の差がありました。
わたしの場合は心の底から安心して生きていける、という『根拠のない自信』が芽生えたのです。
この『根拠のない自信』というものは、最強アイテムだと思います。
独身時代より強く逞しく、そしてその分パワフルに人生を楽しめるようになりました。
もちろん個人差はあるでしょうが、自分に合った結婚をすると生きるのがグッと楽になります。不思議なもんですね。
誰かが一緒にいてくれる、帰るべきところがあるという安心感はすごいのです!
結婚に踏み切れず悩んでいたころのお話も良ければご覧ください。
結婚=夫婦で運命共同体になること
わたしにとっての結婚は「運命共同体」になるイメージです。
生まれてきて、親元で子どもとして生活をし学生生活を経て親から離れることになり、成人して
自分が何者かもイマイチ分からぬままに一人で人生を歩むことになるのですが
結婚はそこで、最大で最強の仲間を見つける作業に思えます。
だから「運命共同体」と名付けました。
結婚するということは、自分のことに集中していればよかった生活が一変して、相手のいる生活になるということです。
場合によってはパートナーのみならず、子どもが生まれたりしますし
両親と同居なんてこともあります。
自分ひとりが生き抜くために生活をするのではなく、ひとりでも幸せにやっていけるのに誰かと一緒に自分の人生を豊かにしていくことになるのです。
だから、条件だけで選んだ相手とは長続きもしないでしょう。
自分の思い通り、都合の良いようにもならないでしょう。
それでも一緒にいようと思って、毎日を暮らすことがとてつもない愛だと思います。
わたしは年の差結婚でしたが、結婚を決めるときの覚悟に年の差は関係ないです。
それぞれ細かな悩みは違えども、お互いが敬愛し合える相手と人生を紡いでいこうという気持ちは、何物にも代えがたい宝物です。
もし読んでくださっているあなたが、一緒にこれから生きていきたいと思う人と出会ったのであればそれほど尊いことはないです。
結婚してみても良いなって、背中をちょっと押せる言葉となれば最高に嬉しい限りです。
そして、結婚に踏み切れずに悩んでいたり、年の差がネックになっていたりするようでしたらわたしのような結婚をした人もいるから大丈夫って思って貰えたら、と思います。
20歳差があっても、案外楽しく一緒に暮らしていますよ(*^^*)
年の差以外でのハードルを具体的に書き出してみると、例えば「身長」「年収」「容姿」「職業」などです。
人生は一度きり。
あなたの「運命共同体」のお相手は、どんなひとかは分かりません。
視野を広く持ってみたり、結婚すること自体のハードルも少しだけ低くしてみたり、そうすることでより楽しい人生になるかもしれません。