夫とわたしは20歳差の「年の差夫婦」です。
「年の差あるある」かと思いますが、寿命のおはなしを時々します。
年の差があるなし関係なく、長い人生を一緒に生きていこうと決めるときには誰もがチラリと、頭によぎるのではないでしょうか。
どっちが先に死んでしまうのだろうか。と考えてさみしくなってしまいます。
夫が好き
わたしは夫のことが、とてつもなく大好きです。
恋とか、ときめきとかのドキドキを超えて、必要不可欠な存在となっています。
今まで出会ったひとの中で、誰よりも(わたしに対して)誠実で、優しくて、愛しいひと。そして愛してくれるひとです。
出会った初めからこんなに好きだったわけではありません。
きっと夫もそう。
徐々に時間と共に、今の関係性が出来上がりました。
できることなら同じ時間だけ生きて、同じタイミングで死にたいです。
年が近くても女性のほうが男性より長生きするという、一般的なデータがあります。
年の差があるとさらに、順番はハッキリしています。
人生なにが起こるかなんて、誰にもわからない。
だから「必ず」なんて言葉はありませんが、ある程度の順番っていうものはあると思うのです。
さみしさは消えないけど、一緒にいたい
大好きで大切なパートナーが、きっと自分よりもずっと先にこの世を去るだろうということは、覚悟して結婚しました。
早いうちに未亡人になる可能性も否めません。
大好きになったひとが自分よりとっても年上だった場合、一緒にいられる時間は人よりすこし少ないかもしれないです。
だから正直に言えば、年の差のあまりないひとが最愛のひとになるほうが、幸せは持続すると思います。
ですが出会いは運なので、相手の年齢は選べません。
わたしは夫と一緒にいられる今がとても幸せです。
年の差があるお陰かより一層、毎日を1日ずつ大切にできます。
今こうやって幸せに暮らしている日々は、永遠でないことは痛いほど感じています。
きっとお別れの時が来たら、想像もつかないくらい悲しくて辛いだろうと思います。
苦しい思いをすることがわかっていても、一緒にいたいな。
そう思って結婚を決めました。
一瞬の幸せを、日々積み重ねる
夫とはお付き合いしてからの同棲期間が長いです。
同棲3年、結婚してもうすぐ3年と、5年以上は一緒に暮らしています。
いつもそばにいるので、家族でありパートナーであり親友です。
これだけ一緒にいてもお互いすごいと思うところは、毎日をちっとも「あたりまえ」だと思っていないところです。
してもらっていること、毎日一緒にいられること、愛し愛されていること、何ひとつとして「普通」にはなっていません。
今までの恋人では得られなかった充実感と、幸せを毎日もらっています。
実の両親や兄弟とも得られなかった絆もあるなぁ、と感じます。
夫と一緒にいられれば、大変なこともなんとかなる気がしています。
こんな相手と出会えて一緒にいられることに感謝して、これからも暮らしていきたいです。