年の差結婚

結婚して家庭や子どもを持ちたいけど、なんとなくまだ踏ん切りがつかなかった頃のお話

わたしは今の夫と結婚したのが23歳のときなのですが、その前に2~3年一緒に暮らしているのです。

実家のある東北から上京してきて、一人暮らしを始めたものの半同棲的なところからスタートし、夫の家に入り浸り←

なんやかんやあって、勢いで一人暮らしの家を半年で退去。

そしてそれから夫と一緒に本格的に同棲を始めました。

夫は付き合い始めの方からきちんとしている男性で、信頼感があって、なんだか分からないけどこの人すごく良い人。と思っていました。

それに子どもの頃から家庭を持つことに憧れがあって早く結婚して、早く子どもが欲しいと思っていたのでサッサと結婚決めちゃおう!と当初は思っていたのですが……

いざ、結婚できる年齢になり、相手も見えてきたところで「結婚するの?本当に?大丈夫かな…」と尻込みし始めました。

当時はどうしてそんな風に悩んだのか分からなかったのですが、結婚して2年経った今、振り返ってみようと思います。

似たようなモヤモヤを抱えている女性がいたら、何かの参考になれば幸いです(/・ω・)/では、いってみましょう~!

自由になって選択肢が増えた今だからこそ悩む女性の人生

わたしの母親は50代なのですが、そのくらいの世代の日本女性は「結婚しなくても生きていける」という分岐点に立つ世代だと思います。

特に東京などの都会(またはお給料の良い会社)で社会人になって、ある程度お金を持っていたり、自営業をしている女性だったりすると、なおさら一人でも暮らしが賄える状況ができてきたのではないでしょうか。

女性も男性と近い形で仕事ができるようになってきた世の中です。

結婚しないと生活苦になるというわけではない。

女性にとっては自由が増えて嬉しい時代になりました。

でも、自由って良いことばかりじゃないです。自由という名の下で、自分の責任で生きていかなければいけないっていう現実が待っています。

結婚をしてもしなくてもいい。(けど、しないと普通じゃないかも。)

子どもを産んでも産まなくてもいい。(けど、親不孝になるかも。)

実家暮らしをしても、しなくてもいい。(一人でやっていくだけ稼げるかな。)

こんな風に自由がたくさんあって、選択肢が色々あるからこそ優柔不断に悩む時間が増えたように感じます。

なぜか結婚するのが漠然と不安だった

結婚したいのに、夫のことは大好きなのに、結婚に対して漠然とした不安がいつもありました。

プロポーズされたら拒否してしまいそうで、しないで欲しいオーラを出したり避けたりしていました。(伝わっていたかは分からない(笑))

今思うと、自分に自信がなさ過ぎたのです。

自己肯定感も低く、本気で「こんなわたしと結婚しても夫にはメリットないし、一生一緒にいる約束を守れる気がしない。自分の心が折れそう」と思っていました。

これは、夫との生活に飽きるから持たなそうということではなく、純粋に親や兄弟ともそんなに長い間一緒にいられなかった人間(わたし)が他人とずっと暮らしていくなんて無理だろ。絶対無理。という感情です。

同棲して数年経ってみたら、ふと自信がついた瞬間があった

結婚無理~!と思いながらも、どこにも頼る人もおらず(実家には戻るつもりがなかった)一緒にいたらなんだか落ち着く夫が「うちにおいで」と言ってくれたことから、転がり込むように同棲を始めます。

ちなみに我が家は元々夫が建てた戸建てだったので、ご近所さんとの関わりもマンションとかより濃かったし、夫の実家がお隣とかの諸々の事情で「転がり込む」タイプの同棲はかなり迷惑をかけたな…と思います。

本格的に同棲を始めるにあたって、夫がわたしの両親へ同棲の挨拶をしに東北へ付いてきてくれました。

これも、ひとつ大きな安心材料になりました。

そこから少しずつ。本当にちょっとずつですが夫と一緒に毎日過ごすことで、自己肯定感や自信が回復してきました。

特別なことはなにもしていないのですが、あるときふと、このまま年上の彼を独身のままで消耗させるのか?という疑問がわたしの中で湧いたのです。

そして、すごく当たり前のことなのですが、このまま結婚しない同棲暮らしを続けたら彼はいつか他の人を選ぶ選択肢だってあるのだと気づきました。

そうしたら自然と「あ。いやだな、それ。絶対ずっと一緒にいるっていう不確定な約束はしたくないけど、彼の人生の隣で一緒にいるのはわたしがいい。」と思って、わたしからプロポーズしました。

「そうだ、京都にいこう!」のテンションで。

「そうだ、結婚しようよ!」と言いました(´・ω・`)

結婚相手を決める一番のポイントは自分に誠実な相手かどうか

結婚を決断するタイミングや、自分の中での葛藤のお話はいろいろしてきましたが、どんな相手と結婚したらいいのかということも少し書きますね。

優しい人・面白い人・経済力のある人・包容力のある人・イケメンとか、そういうのはあまりアテにしてはならん、と思います。

結婚する前と後と変わるっていうのは、こういうところだから。

優しい言葉を貰えなくなるかもしれないし・対しておしゃべりしなくて面白くないかもしれない・お金持ちでも家にお金を入れてくれるかは別だし仕事で失敗して貧乏になるかもしれない・結婚したら愚痴を聞いてくれなくなるかもしれない・何年も一緒にいたら老けるし太るかもしれない

のです。長くなりましたが、こういう変化するものをアテにするのは心もとないし表面上でしか判断できていない状態です。

結婚前に、よくよく男性の行動を観察してください。

あなたに対して誠実に接し続けてくれるかどうか、が全てです。

わたしはこういうところを見て誠実な人だと判断しました。

  • 付き合いが続いても、避妊に抜かりがない。
  • わたしの健康第一で予定を組んでくれる。
  • 理解し合えなくてもとことん話を聞いてくれる。
  • 両親へ安心感を与えようとしてくれる。
  • わたしの友人や家族まで大切にしてくれる。
  • 夫自身の身内への情が厚い。
  • でも自分より、自分の家族より、わたしが大切。
  • 自分の幸せより、わたしの幸せを考えてくれていることがバンバン伝わってくる。
  • 当たり前のことに感謝ができる人間。
  • ありがとう、ごめんなさいがきちんと言える。
  • お金やギャンブルに汚くない。

こんな感じで、この人以上に真摯にわたしと向き合って生きてくれる人はいないだろう。と思える男性でした。

都合のいいときだけ優しかったり、誘惑に弱かったり、上に書いたことと真逆の人は今は調子が良くても後々どういう態度で接してくるか、考えてみてください。

変わってくれるかもしれないとか、成長してくれるかもしれないとか、淡い期待は捨てて、「それでも好きだから受け止めたる!!!」くらいのガッツがないと結婚を決めないほうが無難です。

好きなだけ悩んだらいいし、勢いで結婚しても良い。でも責任は自分で持つと決めること

とはいえ、細かいことで悩むのが人生だと思います。

わたしも悩みがゼロになったわけではないし、結婚してみても「なんだこの~!」と思う日もちらほら。

きっと夫の方がムカムカする日があったりなかったりするのでしょう…(笑)

結婚してまだ2年ですが、同棲期間含めて5~6年一緒にいて思うのは「結婚を決めて良かった」ということと「もっと早く結婚しても良かったかな」というないものねだりです。

結局、いくら悩んでも時間はみんな同じように進んでいくので、どちらを選ぼうとも失敗とか間違いってことはないのだと思います。

離婚歴ができたっていいのです。

離婚したから次の結婚が不利になるとか、生きにくいとかも、少しずつ変わってきている世の中です。

ちょっと寄り道をしてもいずれは、自分が一緒にいて一番落ち着く人と暮らせたらいいですね。

わたしも今の夫がそうであって欲しいと思います。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

結婚に関しては年の差結婚ということもあり、他の同世代同士の結婚よりも悩みの数は多かったように思うので、気になること悩んでいることなどあれば問い合わせかTwitterにメッセージ貰えたら嬉しいです。

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